Kome's DAY DREAM...

Mysterious brilliance and winter pond

Mysterious brilliance and winter pond

まだワラビがいた頃のこと。

冬休みの終わりの寒い日の午後だった。愛犬のワラビを連れて、この池のほとりにやってきた。

ワラビと一緒に池の周りを駆け回って遊んでいたとき、水面に浮かぶ陽の光の粒ひとつ、不自然なほど、ジグザグに動いている。

じっと見ていたら、そのうち、その光は円を描いたりして、ますますあやしい。

わん!ワラビが吠えた。
その光、はじけて消えた。

それから毎日、ワラビを連れずにひとりで池にやってきたけれど、それっきり。2度と同じ光に出会えなかった。