Wild vegetable gaffer いつも大通り沿いで新聞紙に包まれた山菜を売っているおじいさんがいた。わたしは買ったことがなかったが、一度、山道ですれ違ったことがある。通い慣れた道なのか大きな荷物を軽々と背負って駆けるように山道を降りて行った姿を憶えている。あのおじいさんが山菜を売りに来なくなってしばらく経つが、一度も買わなかったことが悔やまれてならない。