Kome's DAY DREAM...

Cherry rose on the embankment

Cherry rose on the embankment

お昼ごはんのあと、ねむくてねむくて仕方がないのに。がっこうがおわって、いつものやきそば屋さんにみんなで集まると、なぜかあの眠けがうそのように吹き飛んだ。
来月から上映される映画の話だとか、駅前の大看板の色が変わった話だとか、プリンと茶碗蒸しの違いだとか。いま思えばどうでもいいような話ばかりをしてた。やきそば屋のお品書きが真っ赤に染まる頃におばちゃんから追い出されるように店を出て、それから土手のほうをまわって家に帰るのが日課だった。
春のはじめの夕焼けを見ると、そんなことを思い出す。あのころは、土手の梅が咲いたとか散ったとか、そんなこと気にしなかったけど。いまは梅が咲けばうれしいし、散るとなんだかさみしかったりする。