Kome's DAY DREAM...

Lanterns on pole

Lanterns on pole

秋祭りの季節になると、おとなもこどもも、みんな一緒になって準備をしたり、ごはんを食べたり、集会所に寝泊まりしたりしたものだ。そんなとき、おとなが使っている,財布だとか鞄だとか、何気ない日用品が自分の齢より年を重ねたものだと聞いて。おどろいた。

自分も、そんな風に愛着のある小道具に囲まれて暮らしたいと思ったものだ。

いつしか、自分もおとなと呼ばれるような齢になったらしい。長年使っているものがあるにはあるが。愛着と呼ぶには気恥ずかしいような。単に、買い替えなかっただけのもの。…に過ぎない。

だけど。おさない子を前にすると、つい言ってしまうのだ。
この財布はな…。